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宮古や八重山の人達は

今でも、宮古や八重山の人達は、「沖縄に行ってこようねえ」と、本島のことを「沖縄」と表現したりもする。自らは琉球人と称し、琉球王国を形成していたのが、どうして沖縄県になったかは歴史の教科書にも書かれている通り。明治政府が琉球王国を名実ともに、薩摩の支配下に組み込もうとしたため。そのとき問題になったのが、新しく日本国となった琉球王国の呼び名。最初は琉球藩としたが、それでは中国との関係を、新政府になっても継続しているかのような印象がある。それを嫌った日本政府は、もうひとつの名称である沖縄を新しい県名としたのである。面白いことに、アメリカに占領されていた時代、米軍は沖縄という日本的な名称を嫌い、琉球という名称を多用した。つまり、沖縄という名称は日本的な表現になじみ、琉球という名称は中国的な色彩があるということなのだ。

安くて旨いパリの味

もっと庶民的な街の味を楽しみたいという人もいる。それもいいだろう。パリには次のような所でも、手軽な食事ができる。「●ブラッスリー(Brasserie)」自家製ビールを出すビアホールが前身。ビストロより大きく、カフェとして使える店もある。ドイツ国境のアルザス地方が発祥で、アルザス料理を出す店が多かったが、現在は様々なメニューがあり、1品からでも頼める。深夜2時頃まで営業しているのも嬉しい。100年以上の歴史を持つ老舗から、日本にも進出した「ブラッセリー・フロ」(FLO)のような新感覚の店まで多種ある。「●ワイン・バー(Baravin)」美味しいワインと軽い食事が気軽に楽しめる店。シャンゼリゼ、セーヌ河岸などに店を出す「レクリュース」(L’Ecluse)は、ボルドー愛好家のための店とこだわっている。また、場所で探すという手もある。旨い店を探す鉄則のひとつに「市場の近くに行け」というのがある。これは、それだけ素材が新鮮だからである。パリでその場所にあたるのが、ルーブル美術館に近いレ・アール(LesHalles)。以前、中央市場があった名残で安くて味の良いビストロカ陣干を並べている。これらの店では仕入れの魚屋がレストランの店先に屋台を並べ、秋から冬にかけてのパリ名物のカキやウニを店頭でも食べさせてくれる。またパリエ科大学に近いムーフタール街はパリのアメ横といった市場街で、ここにも旨くて安い店がある。「●セルフストア(セルフレストラン)」自分でパンやハム、肉の煮込み等を取って食べるカフェテリア形式の店。「●広場」そして、更に安くて美味しいのが、デパートやスーパーマルシェ(スーパーマーケット)、あるいは、ドラッグストアのチェーン店などで、パンやギッシュ、生ハムなどを挟んで広場でのんびりと食べる自家製サンドイッチ。秋から冬にかけてはパリの広場に名物の焼き栗(マロニエ)の屋台も出て、いかにもパリらしい風情が味わえる。街全体が公園や博物館のようなパリは、そんな過ごし方もできる都なのである。

相手は3割引きぐらいを言ってくる

「ヤスイヨ、ミルダケ」「ジェンブデ、シェンエン」世界で聞かれるこんな呼び込みの言葉。ときにはこれに「カトチヤンペー」「ピカチュウ〜」など、意味不明のかけ声もついてくる。全部で1000円じゃ買っちゃおっかな……。ちょっと待って。日本人が世界で最も愛される旅人である理由って、な〜んだ?それは「値切らないから」。定価で買うくせがついていると、値切り自体が「みみっちい」と感じてしまう。だがそもそも彼らは3倍の料金をふっかけていることをお忘れなく。値切ることを習慣にすべし。買いたいものがあったら、まず3分の1の料金をいう。これは絶対。シェンエンだったら、300円。相手は気絶しそうな顔になるが、ここでひるんではいけない。「じゃいくら?」。相手は3割引きぐらいを言ってくるはず。今度はあなたが気絶しそうな顔をする番だ。